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2020年2月19日

東京北 七面大明神例大祭・大荒行堂成満國祷会

OLYMPUS DIGITAL CAMERA【東京北】台東区谷中 本山瑞輪寺(井上日修猊下)に於いて2月19日に七面大明神例大祭・大荒行堂成満國祷会が厳修され、本年の日蓮宗加行所を成満した行僧30名が出仕し、檀信徒僧侶約130名以上が参列した。
本年の日蓮宗加行所第参行を成満された芥田健作上人(岡山市妙福寺住職)が水行導師、修法導師を勤められた、水行式では30名による大迫力の水行を檀信徒は身命に合掌し見入っていた。引き続き井上日修猊下を法要導師に、行僧の早く力強い読経と、一糸乱れぬ木剣による御祈祷が厳修され、国家の安泰、殊に国内でも猛威を振るっている新型コロナウイルスの早期収束、並びに感染者の当病平癒を祈念した。
その後、本年の日蓮宗加行所を成満した出仕行僧を代表し水行導師、修法導師を勤められた芥田上人より、「本来、行僧挨拶は私ではなく先輩上人がお話になるところですが井上貫首様と私が師弟関係にあることからご挨拶をさせて頂きます、何卒、ご容赦願います」とされ「行中では師厳道尊、給仕第一の精神を正傳師様からのお言葉で今一度、思い出すことが出来きた、その培ったものを大切にしていき自坊でも布教活動に役立てていきたい」とご挨拶され、さらには井上日修猊下、正傳師を勤められた吉澤日観猊下に謝辞を述べられた。
続いて、来賓を代表し令和元年度正中山大荒行堂正傳師 吉澤日観猊下より 「まずもって行僧30名、お招き頂きましたこと井上猊下初め参与の皆様に心より感謝申し上げる次第です。本日は瑞輪寺様の御宝前、その前で水行をさせて頂き、中山荒行堂と同じように行僧が座りお経をあげ、皆様に御祈祷をさせて頂きました。この行僧が来ている清浄衣は僧侶が亡くなった時に着る死に装束であります。死を覚悟して修行をして参りました。ですので、本日、檀信徒の皆様には行僧がお唱えしたお経の功徳を受け取って頂きまして日々健全であることをお祈りさせて頂きます」と謝辞を述べられた。
結びに井上猊下より「【大地はささばはづるるとも 虚空をつなぐ者はありとも 潮のみちひぬ事はありとも 日は西より出づるとも 法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず】日蓮聖人がお示しになられた祈祷抄の一節でございます。本年は当山で開催の国祷会、第13回目となりました。御来賓の当山参与、小林上人、金森上人、畑上人、御挨拶頂きました、正傳師をお務めなられた吉澤上人、副傳師をお務めなられた新妻上人、御参席頂きまして例年通り国祷会を執り行えましたこと、大変感激をしております。日蓮宗大荒行を成満されました行僧の皆さん、当山の大荒行堂成満國祷会にご出仕頂きまして誠にありがとうございます。また檀信徒の皆様にはコロナウイルスが大変な時期に御足労頂きましたこと感謝する次第であります。私は昭和39年、昭和43年と2回行堂を経験しております。初行の際は16キロ痩せました。本日、初行で御出仕された行僧の方は28キロも痩せたと仰っておられました。それだけ大変な修行をされてきたわけでございます。ですから檀信徒の皆様は本日、頂いた御加持には大変な功徳がございますのでその功徳をお持ち帰り頂き、日々の御生活にお励みを頂きたいと存じます」と謝辞が述べられ、その後、山内の東京七面山堂内にて行僧による特別祈祷があり、七面大明神例大祭・大國祷会は無事円成した。

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新年のご挨拶。

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