2020年2月18日
神奈川1 伊東常行師帰山式
【神奈川1】令和2年2月18日、晴天の中、川崎市鹿島田浄蓮寺(伊東正光住職)において、第参行伊東常行師の帰山奉告式が営まれた。約百名の檀信徒と関係者が見守る中、午前9時40分より、伊東常行師をはじめとする出行僧6名が帰山旗をもつ檀信徒とともに、南武線鹿島田駅前から帰山行列を出発し、山門を抜けて本堂前に到り、読経、写真撮影をした後、出行僧6名が水盤を囲み、迫力ある水行式が行われた。帰山奉告式では、行僧各聖の力強い読経と御宝前法楽加持が行われた後、常行師により帰山奉告文が読み上げられた。堂内にいた檀信徒は各々、身命に合掌し、その様子を見守っていた。その後、吉田顯嶺修法師会長により、許証が代読され、常行師へ授与された。謝辞において、常行師から「大黒様のおまつりをすることが私の使命であり、それにより、大黒様をお持ちの各家庭に、益々の御守護をしていただきたく思い、荒行に入りました。 一心に読経をし、日に7度の水行を怠ることなく精進することができ、行堂での大黒祭で各家庭の大黒様の汚れを落とすことができました。本日お配りする御札と大黒様には私だけでなく全120名の行僧の100日分のお経が詰まっている大変尊いものであり、皆様の願いや祈り、供養の志は、浄蓮寺の鬼子母神様、大黒様とつながり、浄蓮寺の鬼子母神様は荒行堂の鬼子母神様と電話の線のようにつながっております。皆さまが法華経に説かれる生き方をしていたければ、必ず鬼子母神様、大黒様はお守りしてくださいます。今後も皆様と一緒に修行をして心を研ぎ澄まして次の行を目指したいと思います。」と力強く語った。