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2020年2月16日
和歌山 宗祖御降誕会
【和歌山】二月十六日、和歌山市本光寺(野田寛英住職)で宗祖御降誕会(和歌山県宗務所・和歌山県檀信徒協議会主催)が厳修され、管内僧侶・檀信徒合わせて約百人が参列した。見矢龍順宗務所長(和歌山市感應寺住職)導師による法要中には、寺庭婦人と檀信徒による法華和讃が奉納された。引き続き、管内修法師による力強い修法がなされ、参列者各々の願うところを一心に祈念された。
また、法要後には和歌山市本久寺住職・前川龍爾師により法話がなされた。「お題目に照らして考え、行動する」と題して、ローマ教皇を例に挙げ、世界の宗教へと目を向けると我々仏教徒も見習うべき習慣や心がけは沢山あると説いた。「するか、しないか迷ったときは、未来の自分が笑顔でいられるか、想像してみよう。」とお釈迦様の絵本の言葉を用いて、分かりやすく話された。あいにくの空模様の中訪れた檀信徒は熱心に耳を傾けていた。