2020年2月13日
埼玉 内野顯悠師帰山式
【埼玉】2月13日、新座市番星寺(内野智孝住職)において、本年度荒行初行成満した内野顯悠上人の帰山奉告式が執り行われた。当日は雨が心配されたが、春らしい暖かな天気に恵まれ、檀信徒45名が参列した。午前10時半より帰山行列が組まれ、顯悠上人を含め3人の成満僧が番星寺へ帰山した。その後、管内有縁の僧侶と多くの檀信徒が見守る中、本堂前にて、水行が行われた。本堂に移動後、帰山奉告式が執り行われ、力強い読経が堂内に響き渡った。式中に、内野智孝住職は「顯悠は皆様の少しでもお役に立てるように、今後努力をしていってくれると思います。今後ともお寺と檀家と一つになって番星寺を盛り上げていきたいと思いますので、どうかよろしくお願い致します。本日は誠にありがとうございました」と話した。続いて、顯悠上人は謝辞の中で「一月半ばに、精神的にも身体的にもきつい中、番星寺の皆様が面会に来てくださって、元気をいただきました。住職は、30年間1人で木剣を振ってご祈祷してきましたが、これからは2人で番星寺のために尽くしていきたいと思います。本日はご出席賜りまして本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを述べ、檀信徒の中には涙ぐむ方もいた。