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2020年2月13日
新谷宝珠師の第再行帰山奉告式
【山形】2月13日、山形市大寶寺において住職である新谷宝珠師の第再行帰山奉告式が執り行われた。式に先立ち、小雨が降る中を檀信徒の太鼓隊と共に力強いお題目を唱えながら行列し、本堂で一読した。写真撮影の後、本堂前で大勢の檀信徒が見守る中迫力ある水行式が行われた。式には副伝師を務めた福島県いわき市妙宝寺の住職新妻教誠僧正を来賓として迎え、有縁の行僧4名が出仕し、力強い祈祷修法が行われた。帰山奉告文の中では新谷師が青年会の事業として行った幣束研修によって道場荘厳の意義深さを知ったことや長男の度牒、東日本大震災物故者の供養などが入行を決意した理由であると述べた。また謝辞では壱百日の修行の間留守を守った妻、組寺、有縁の各上人、檀信徒への感謝を述べた。また『令和3年に迎える大寶寺開創400年に向け、ますます寺観を整備していきたい。』と力強く意気込んだ。