2020年2月10日
埼玉 渡邊源昇師の帰山奉告式
【埼玉】2月10日、再行を成満した越谷市源妙寺住職渡邊源昇師の帰山奉告式が有縁の僧侶・檀信徒が集まるなか
行われた。奉告式へ参列する檀信徒が見守るなか水行式を行い、体にかぶる水が荒々しく水しぶきを上げた。奉告式に先立ち、仁部前崇埼玉県修法師会会長から許證が伝達された。渡邊師は、式のなかで帰山奉告文を力強く読み上げ、ご祈祷では振るった木剣の音が堂内に響き渡った。
祝辞では、仁部修法師会会長と穐山経生埼玉県日蓮宗青年会会長が渡邊師へ成満の祝いの言葉を述べ。また、初めて住職不在の源妙寺の留守を護った奥様に労いの言葉がかけられた。渡邊師は、平成26年に宗門公認の国内開教師として越谷で何も無いところから布教所を開き活動を始め、平成30年には源妙寺を新地建立するに到る。渡邊師は謝辞のなかで「本日、この帰山奉告式ができることは、私が僧侶としての一番の喜びであります」「皆様方の期待に応えられるようにこれから私も益々精進しまして、この源妙寺発展の為また皆様方の幸せのお手伝いを少しでもできればありがたく思います。自分の僧侶の道を全うできるように精進して参りたいと思います」と参列者へ、時折言葉をつまらせながら感謝を述べた。最後に全員で記念撮影をして奉告式を終えた。