全国の通信記事
2020年1月24日号
東京西 正法寺第24世了義院日睿(今成元昭)上人本葬儀
【東京西】令和2年1月24日、新宿区正法寺第24世了義院日睿(今成元昭)上人の本葬儀が浅井日彰師(本山本興寺貫首)導師の許、営まれた。令和2年1月10日遷化。世寿96歳。昭和23年に早稲田大学文学部を卒業後、昭和27年に正法寺住職に就任。昭和55年から立正大学で教鞭をとり、平成8年同大学名誉教授。また、日蓮宗勧学院勧学職、立正大学常任理事などを歴任した。昭和58年、「平家物語流伝考」で文学博士(早稲田大学)。『日蓮聖人全集 第七巻 信徒2』や『NHKブックス・仏教文学の世界』など多数の著書を遺した。
2020年1月22日号
奈良・統一信行会で「お葬式はなぜ必要か」を講演
【奈良】宗務所(木村泰存所長)は一月十七日に大和高田市妙法寺(吉田龍永住職)で、「第一回統一信行会」を開催し、約120名が参加した。
宗務所では毎年三回の大法要を行っているが、今年度就任した木村所長の発案で、行事の内容を一部変更し、この統一信行会は公開講座に重点を置いたものとなった。
県内で活動する各会の活性化と未信徒の教化を目的としたもので、この日は布教師会が「お葬式は、なぜ必要か?」という講演を行った。
布教師会員を四つのグループに分け、それぞれ「葬式とは」、「葬式の現状」、「死んだら…」「霊山往詣」というテーマについて写真やパネルを使って訴えかけた。
聴衆は予め配られたノートにメモを取り、普段聞く機会のない内容に熱心に聞き入っていた。
布教師会の岡田会長は挨拶で「お題目を聞いたことがない人にもお題目を伝えられるよう研修を続けてまいります。私たちは仏の子として生まれ、育ち、また仏の元へと帰っていく。導いて下さる日蓮聖人に思いきり飛びついていけるようお題目修行を続けてまいりましょう」と語った。
2020年1月21日号
大阪豊能 立正身延会が研修会と総会
【大阪豊能】身延山檀信徒研修道場修了者を中心に組織される豊能立正身延会(那須弘会長)の研修会と総会が1月21日、能勢町蓮華寺(桑木茂光住職)で開催され、会員ら55人が参加した。
桑木茂光宗務所長を導師に法味言上、年中安泰の祈願と今年度の会員物故者へ追善の誠が捧げられた。続いて服部厚志師(能勢町法華寺住職)の法話を聴聞。
その後、豊能日青会(山下義識会長)主催の寒行に参加。大勢の会員による唱題の声が能勢の山々にこだましていた。続いて総会・親睦会へと移り、さらなる同会の発展・寺院と檀信徒の和融を願った。