2020年1月25日
長崎 宗祖御降誕八〇〇年慶讃講座『学び舎』
【長崎】青年会と社会教化事業協会会員10人は寒令和二年一月二十五日、長崎教化センター(昭徳寺内 森光寛センター長)主催、宗祖御降誕八〇〇年慶讃講座『学び舎』が長崎市長照寺(浅井円誓住職)にて開催され、檀信徒三〇人余りが参加した。この講座は長崎の僧侶が、日蓮聖人の降誕から臨終までを語りながら「なぜ我々に宗教が不可欠なのか?」「現代における日蓮聖人の意義」について明らかにしていくというもの。森センター長は開催するにあたり、「堂宇の整備や大法要がハード面なら、この講座がソフト面の一旦でも担えたらと願っています。なぜなら私たち一人一人が記念すべきその年を心から“おめでたい、有難い“と迎え、次世代へ伝えていかねばならぬ方として日蓮聖人を認識していなければ、たとえ立派な法要を営み、堂宇を綺麗にしても、それは一過性の形だけの自己満足としての記念に過ぎないと思うのです」と、共に日蓮聖人を学ぶ意義について語った。この講座は、全六回シリーズで、各回を佐世保・長崎・大村・島原の順で開催する。
今回は第一回目で「なぜ日蓮聖人を学ぶのか」「ご降誕~立教開宗」の各四十分の二講座がクイズや絵を使いながら分かりやすく話された。
参加者は皆一様に真剣な眼差しで、メモを取る手が休まることはなかった。
参加費は一回五百円。どなたでも参加できます。