2019年12月21日
千葉西 青年会が「復興広場」
【千葉西】青年会(山本典征会長)は、水害に見舞われた茂原市に元気を取り戻そうと、12月21日(土)本山藻原寺駐車場(持田日勇貫首)で「復興広場」を開催し義援金を募った。青年会では毎年冬休みに入る時期に修養道場同窓会を開催し、レクリエーションやゴミ拾い等のボランティア活動を行ってきた。しかし、10月の豪雨災害で甚大な被害を受けた茂原市の状況を目の当たりにし、今回の復興イベントの開催に切り替えた。被災者である地元自治会青年部をはじめ、様々な団体の協力を得て実現した。実行委員長の田澤裕泰師(茂原市・妙弘寺修徒)は「この災害で運動会やバザーが中止になり、子供たちが喜んでくれる企画をしたかった。地元の人々と一緒に成し遂げる事が復興に繋がると思う」と、開催の経緯を語った。会場は餅つき体験やゲームコーナー(ピンボール)の他に、焼きそばやフランクフルトなどの出店は全て無料で振る舞われ、各店舗300食用意した食材は午後1時にはほぼ完売した。災害以降、静かになった街に久しぶりに子供たちの笑い声が溢れていた。
同25日、集まった義援金55,801円を、「令和元年10月大雨災害義援金」として田中豊彦茂原市長に手渡した。