2019年12月14日
千葉西・檀信徒青年会が七面山登
【千葉西】檀信徒青年会(鈴木敏文会長)は12月14日(土)~15日(日)の1泊2日で七面山登詣を行い、教師・檀信徒14名が参加した。早朝5時30分に茂原市を出発し、11時に七面山に到着。雄滝にて畠山義浄師(茂原市實相寺住職)をはじめ、修法師会員2名が水行を行った。見学した参加者も雄滝で顔と手を清めて12時30分に登詣を開始し、休憩を挟みながら約4時間掛けて全員で登頂した。夕食後に御開帳を受け、午後9時に就寝した。
翌朝は-10℃とかなり冷え込んだが、富士山の裾から昇る見事な御来光を遥拝し、唱題をしながら空全体が明るくなっていく様子を体験する事ができた。朝食後の8時に下山をはじめ、11時半に麓の増田屋にて休憩と昼食をとった。午後1時に身延山久遠寺へ向けて出発し、身延山では御廟所を畠山師の説明を受けながらお参りした。その後に門内商店街を散策し、午後3時に帰路となった。
今年の団参は、台風被害の影響で当初の計画(10/26~27)は中止となり、今回の日程に延期している。帰路の車中で畠山師が引率教師を代表し、「水害が起きたという事は、竜神様をお参りする私たちは何としてもお参りをしなければならないと思った」と延期の経緯を説明し、実現できた喜びと感謝を述べた。昨年に続いて参加した方からは「去年と同じ行程なのに去年と全く見え方が違い、心の成長を感じる」と自身の心境の変化に驚いていた。また、親子で参加した家族からは「登りながら、普段できない信仰についての会話ができたのは嬉しい」と、参加者各々の時間を満喫している様子も見え、本年も教師、檀信徒が一体となる充実した団参となった。