2019年12月4日
愛知尾張 星野仙一氏の永代供養記念碑完成式
【愛知尾張】あま市七宝町瑞円寺に於いて12月4日、野球殿堂入で中日ドラゴンズ‐阪神タイガース‐東北楽天イーグルスで監督を務めた星野仙一氏の永代供養記念碑完成式と供養会が行われた。星野仙一氏は2000年に瑞円寺本堂建立委員長をつとめられ、佐々木友肇上人と親交も深く、三回忌を前に星野家ご家族ご親族の志しにより瑞円寺内沖之島霊園に永代供養塔を建立する運びとなった。法要には生前親交のあった、身延山副総務‐共栄部長の浜島典彦上人を大導師に迎え、星野家と親族の他、現中日ドラゴンズ監督与田剛氏、読売ジャンヤンツ前コーチ井端弘和氏など野球選手OBや縁のある人々
40人が参列した。
当日は始めに沖之島霊園で、星野仙一氏の直筆である『夢』が刻まれた永代記念碑の除幕式が佐々木友肇上人導師の元に執り行われ、墓碑が開眼された。その後、本堂に於いて浜島典彦大導師の元、三回忌供養会が厳修され参列者は塔婆供養し焼香した。親族代表の挨拶では、仙一氏は亡くなる前から何かあれば佐々木住職へすぐ連絡するよう言葉を残していたことも明かされ、突然の訃報から来年1月4日で三回忌を迎えるにあたり葬送から法事などスムーズな取り計らいをして頂いた佐々木住職へ感謝を述べると共に、集まった関係者にも御礼の言葉を述べた。佐々木住職からは「星野さんにはこの瑞円寺を再建する際、本堂建立委員長としての要職を務めて頂きました。その直後翌年に阪神タイガース監督になりリーグ優勝、さらに東北楽天イーグルスで日本一と弱小チームを奇跡の優勝へ導いたことは、少なからずとも建立委員長として苦労された功徳によるものもあることでしょう」と、野球界だけでなく、宗門の中でも遺徳を残された星野仙一氏を偲んだ。