2019年11月30日
名古屋・名東区常楽寺で本堂・客殿の落慶法要
【愛知名古屋】11月30日、名東区常楽寺(中村眞乗住職)で日蓮聖人降誕八百年慶讃 常楽院日経上人第四百遠忌御報恩事業として本堂・客殿の落慶法要が執り行われ、僧侶・檀信徒・寺族など総勢100人が参列した。法要に先立って約30人の稚児行列を行い、近隣よりお題目を唱えながら本堂まで練り歩いたのち、落慶法要が厳修された。落慶法要では、体調不良で欠席された檀家総代である豊田章一郎氏の代理で豊田章男氏に表彰状が授与された。
その後、名古屋市宗務所長 天野行淳師や顕本法華宗総本山妙満寺管長 大川日仰猊下の祝辞に続き、謝辞にたった中村眞乗住職は
「空襲で焼失して以来七十年、原田上人以来四代にわたる悲願であった本堂再建が豊田家の皆様、檀信徒の皆様、中村社寺を含め、多くの関係者皆様のおかげをもちまして達成できました。今後、さらに精進し寺檀和合、異体同心をもって三宝に給仕し、宗門興隆、日什門流興隆に努めていきます」と挨拶さした。
三年にわたる再建事業の末に完成した本堂を見た檀信徒からは、お祝いの言葉と共に、「綺麗な本堂でお参りできて本当に嬉しい」と喜びの声が上がっていた。