2019年11月30日
愛知尾張 あま市圓行寺法燈継承入退寺
【愛知尾張】あま市圓行寺に於いて11月30日、法燈継承入退寺式が行われた。第25世安藤晴雄上人より第26世安藤恒允上人へ払子が継承され、関係僧侶、檀信徒、稚児行列参加者併せて約300名が前住職の慰労と新住職誕生の祝いに駆けつけた。
雲一つない晴天が広がる当日、新住職恒允上人は、総代とお手伝いの僧侶、約60名のお稚児さんと共に練り行列にて圓行寺へ入った。入堂した新住職導師の元、稚児育成祈願法要が営まれ、千田椋大君と玉谷莉乙ちゃんによる献華、稲垣志龍君と稲垣柚吏亜ちゃんによる天童祭文が御宝前にて奉納され、後の法燈継承式に華を添えた。午後一時半より玄中山圓行寺本堂に於いて法燈継承入退寺式が厳かに執り行われ、第25世晴雄上人より第26世恒允上人へ払子授与、新住職から奉告文が読み上げられ、滞りなく法要が修められた。新住職は謝辞で、「この度、縁あって第26世の法燈を継承する運びとなりましたが、伝統の重さに比べ自らの浅学非才を思いますと忸怩たるものが御座います。しかしながらこれよりは仏祖三宝並びに檀信徒諸々霊の供養に尽くし法燈護寺と寺門広隆、来たる日蓮聖人御降誕800年に向けて御題目弘通妙法流布に邁進して参る所存であります」と決意を述べられた。また筆頭総代の安藤博己様からは前住職に感謝を述べられ、新住職には共に圓行寺を盛り上げていくよう檀信徒に呼びかけられた。