2019年11月23日
山梨3・身延山輪番奉仕団 山梨県第3部2組
【山梨3】二組檀信徒協議会(安藤和彦会長)は11月23日、身延山輪番奉仕を行った。
毎年恒例になった2組寺院檀信徒での身延山輪番奉仕は参加寺院が14ヵ寺で今回56回目になるが、初参加の方も増え140名もの檀信徒が参加した。
一行は行衣に肩章というお揃いの姿で大客殿に集まると、まずは輪番本部の局員より1日の日程の説明を受け、その後、教師が合流すると、内野日総法主猊下より委嘱を受けご挨拶を頂戴し、大本堂にて南アルプス市十五所、法源寺住職・横山瑞法師を導師に輪番奉仕の法要を行った。
法要の中では、今回で20回目の輪番を迎えた法源寺檀家の澤登温子さん、10回目の沢登恵美子さん、久本寺檀家の久保田光さん、三井良仁さん、河野東さん、願成寺檀家の河西宣子さんの合計6名が表彰を受け、受賞者の6名は身延山のお祖師様の前での表彰とあって緊張しながらも、長年の信仰と努力の賜である表彰状を拝受出来たことに喜びの表情を浮かべていた。
今回の輪番導師を努めた横山師は挨拶の中で、「初めて輪番導師を受け、大本堂の礼盤に座し三宝様と正対し面奉させていただき、しみじみと身延山への参拝、又、自分の発声で沢山の檀信徒との皆様と大きな声でお題目を唱えさせて頂きましたことで、本日より一層に、身延山の良さを感じました。」と感謝の挨拶をし、参加者に、今後も変わらぬ信仰を持っての祖山参詣をすることを願った。挨拶を聞いていた当寺の檀信徒は、真剣な面持ちで菩提寺住職の話に耳を傾け、又住職の泰然とした姿を見て「今日のお上人いつも以上に格好良かった~」と笑顔で喜んでいた。
毎年11月の寒い時期で行われる2組輪番奉仕だが、法要の中でお題目を一心にお唱えした檀信徒の方々は、奉仕が終わる時には寒さで険しかった表情が、安穏で温かな表情に変化し、釈尊、お祖師様より頂いた妙法五字を大事に持ち帰った。