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2019年11月18日
東京西 八王子市法妙寺で藏寿観師法灯継承式
【東京西】令和元年11月18日、八王子市法妙寺において、第3世神藏寿観師の法灯継承式が行われ、僧侶檀信徒約100人が参列した。
式に先立ち、同日午前には法妙寺開基、本妙院日孝上人第50回忌報恩法要が茂田井教洵宗務所長(東京都西部)導師の許厳修され、式中、第2世神藏義一師の「開基上人はお祖師様への強盛な信仰心で、寺門興隆の為に身命を擲ってこられた」との言葉を受けての法灯継承となった。
法灯継承式では茂田井所長より辞令伝達が行われた後、義一師から寿観師へ払子が手渡された。また、長年、法妙寺の護持興隆に尽くし、宗務院伝道部課長、東京都西部宗務所長などを歴任した義一師の法勲に対し、日蓮宗管長、菅野日彰猊下より1級法功賞が授与され、菅野猊下、茂田井所長から法灯継承への祝辞が述べられた。
新住職となった寿観師は「開基である本妙院日孝上人が礎を作り、先代が築き上げたこの法城が50年、100年、遥か未来まで続く寺となるように守っていきたい」と誓いを立てた。