2019年11月17日
千葉西 災害復興唱題行脚
【千葉西】記録的な豪雨災害に見舞わた茂原市にあり浸水地域の真っただ中に位置する 本山藻原寺(持田日勇貫首)で、11月9日、宗祖738遠忌の報恩会式に先立ち、早期の災害復興を願い市街地を5キロ強に渡り、唱題行脚を行った。
例年なら盛大な音楽法要と末寺檀信徒・各講中の練り歩く万灯行列で市内を賑わせるお会式だが台風15号・19号により茂原市内では多くの家屋の屋根が飛ばされ復旧も儘ならない中、10月25日の豪雨により市内が最大2メートルに及ぶ浸水。多くの市民は住む所を失い、あるいは大きな損害を被った。「道ばたには損害ゴミが溢れ、多くの作業員やボランティアの方が作業をしている、その中を万灯行列で練り歩くのはいかがなものか?」という意見から、持田日勇貫首の提案で「途方に暮れている人々に1日でも早い復旧が訪れることを祈り、万灯行列ではなく災害復興祈願行脚を」と、被害の酷かった通りに添って復興祈願の旗印を先頭に貫首 自らうち和太鼓を取り山本隆真千葉県西部宗務所長・管内有志各聖・檀信徒の総勢20余名を引き連れて唱題行脚を行った。続いての報恩会式法要では大聖人のご報恩と重ねて被災者の復興を多くの参列者と共に祈りを捧げた。