長野 伊那市三澤寺で武田正幹上人の入寺式
【長野】伊那市三澤寺で11月16日、第41世伊藤龍昌上人の退寺式と第42世武田正幹上人の入寺式が営まれた。同寺では無住の状態が続いていたが、武田上人の入寺が決定し無事法燈が継承された。総代会の三澤修一会長は「若い住職に来ていただき、檀家一同喜んでいる」と述べ、僧俗一体となってお寺を盛り上げていく決意を新たにした。
同寺は御遺文「三澤鈔」の三澤入道の小庵建立をもって創立とされ、開創年は1440年代とされる。長い歴史を持つ同寺の未来を担う新住職に大きな期待が寄せられた。