2019年11月13日
山梨4 千葉護法団参
【山梨四】十一月十三日(水)、十四日(木)の二日間に渡って、日蓮宗山梨県第四部宗務所主催・山梨県第四部檀信徒協議会協賛の「千葉護法団参」が開催された。この団体参拝は、宗祖御降誕八百年の慶さん事業の一環として実施され、僧侶と檀信徒併せて約九十名が参加した。一行は千葉県を訪れ、大本山小湊誕生寺と霊跡本山小松原山鏡忍寺をそれぞれ参拝した。両寺において、御開帳を受けるため法要が行われたが、式中には直近に大きな被害のあった台風十五号・十九号等の被災地の早期復興も祈願された。
誕生寺においては、三井兵部氏(山梨県第四部檀信徒協議会会長)が、檀信徒を代表して「蘇生の誓い」を述べた。また、松永直樹師(日蓮宗山梨県第四部宗務所所長)に宗務総長よりの団参賞状が受け渡された。松永師は授与に際し、「宗祖御降誕の聖地であり、また御降誕八百年の慶事の中で参拝できた事は喜ばしい限りだが、道中には未だ屋根がブルーシートで覆われている民家を多く目にしてきた。宗門全体で日蓮大聖人の御降誕八百年をお祝いする事で、御題目をより弘め、被災地の早期復興へ繋がるように祈念したい」と述べた。