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2019年11月11日
大阪豊能 能勢町圓珠寺で入寺式
【大阪豊能】11月11日、能勢町圓珠寺で第28世山下正淳師退住、第29世山下義識師法灯継承式が行われた。前住職の正淳師は、新住職の義識師へ法灯の証として圓珠寺の過去帳4冊を授受。続いて新住職が、御宝前において奉告文を読み上げた。式中、唱題やお自我偈の太鼓を叩いたのは、正淳師が立ち上げた圓珠寺檀信徒有志「天鼓会」の面々。その一糸乱れぬ太鼓の響きに参列者は感心し、心一つにお題目を唱え祝った。また、正淳師は住職在任中、圓珠寺の寺観整備と檀信徒教化に邁進するのみならず、宗務所役員や所長を歴任。内外数々の功績に対し、桑木茂光豊能宗務所長から記念品が贈呈された。義識師は謝辞で「先師や師匠に恥じることのないよう精進して参ります」と決意を新たにし、満堂の檀信徒は新住職の晴れ姿を頼もしく見守っていた。義識師の今後の活躍が期待される。