静岡西 北遠地区信行会
【静岡西】十一月四日、浜松市の妙傳寺(石川一元住職)にて北遠地区信行会が行われ、僧侶檀信徒ら約七〇名が集まった。
法要後に行われた法話では、「新しい時代に必要なもの~非効率から生まれる心~」と題して、同市妙雲寺住職梅澤仁孝師が今後世界に普及が報じられているAIと、科学者らが人間の心をどのように捉えているかなど、現代的な視点と仏教の関わりを説いた。仏教が科学者らにもさまざまな面で参考にされているのは人間の非効率な面に視点を向けているからこそであり、法華経の精神にも通じていることなどが話され、参加者らは熱心に聴講していた。