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2019年10月30日
奈良 日蓮聖人第七百三十八遠忌護法大会
【奈良】宗務所(木村泰存所長)は十月三十日、日蓮大聖人第七百三十八遠忌護法大会を奈良市蓮長寺(河田行隆住職)で開催し、僧侶檀信徒約百四十人が参加した。
法要に先立ち布教師会の菊岡寿光師が、日蓮聖人が近畿を遊学中に蓮長寺に立ち寄られた話を中心に一口法話を行った。
木村所長を導師に、協議委員と声明師会員を中心として管内僧侶総出仕のもと営まれた法要では日蓮大聖人への御報恩と、御先祖への供養塔婆が読み上げられた。
午後からは布教師会の岡田法顯会長(宇陀郡妙徳寺住職)が『目に見えない大切なもの』と題して講演を行い、聴衆はわかりやすい語り口に何度も大きくうなずいていた。
最後に青年会導師のもと行われた唱題行では参加者一同、集中した表情で熱心にお題目を唱えた。
参拝者の一人は「去年からつらい闘病生活を続けているが、今日ここにお参りできてお題目の教えにふれることができて大いに感動した。明日からの活力をもらった」と語っていた。