2019年10月26日
愛知尾張・尾張南部護法大会
【愛知尾張】10月26日、あま市瑞圓寺(佐々木友肇住職)にて尾張南部護法大会が開催された。法話や御会式報恩法要を中心とした一方で、若手僧侶による災害時の炊き出しを想定したカレー作り、檀信徒の「お会式桜」作りなど、僧侶も檀信徒も一方的に聞くだけではない参加型の護法大会となり盛況に幕を閉じた。
新たに尾張南部檀信徒協議会役員に就任した實成寺檀家の和田典之様の挨拶によって開会した護法大会は、午前は犬山市妙感寺の三大寺聡温上人による法話に耳を傾けた。若手僧侶は、緊急災害時における一つの対応策として炊きだしによるカレー作りを行い、昼食では参加者 名分のカレーを振る舞った。また、食後のひと時に白とピンク二色の薄紙で「お会式桜」を作成、御宝前に奉納して日蓮大聖人への報恩感謝の祈りが捧げられた。参加者からは、「一人暮らしなので、手作りのカレーを何年ぶりに食べただろうか。大勢の人と一緒に食べることでなおさら美味しく感じた」「和気藹々と楽しく作ったお会式花を、御宝前にお供えしてお参りすることで、いつもより法要に気持ちが入った」等の声が聞かれた。