2019年10月17日
山梨4 寺庭婦人会研修会
【山梨4】身延山久遠寺で十月十七日、山梨県第四部寺庭婦人会研修会が営まれ、寺庭夫人約三十名が参加した。
寺庭婦人の会議の中で多くの人が「ずっと祖廟輪番ご奉仕に参加してみたい、そしていつか檀信徒の方々をご案内してご奉仕にお連れしたい」という強い思いがあった。今回、研修旅行の企画にあたり、皆でその想いを話しあったところ、多くの賛同を得て久遠寺参拝が決定したという。
祖廟輪番奉仕とは、日蓮聖人のご遺命により身延に建てられた御廟に参拝奉仕する大事なお役目のことをいう。
当日は、山梨県第四部宗務所所長松永直樹氏と共に、法主猊下より、今日一日は猊下になりかわり日蓮聖人にご給仕をとお任せされる委嘱式に参列。さらに水鳴楼にて法主猊下とのご歓談の時間を頂いた。
参加者の多くが「こんなにお近くで、お話を聞くことが出来て本当に光栄です。貴重なお時間を頂きました」と大いに感激をしていた。
その後は、御真骨堂で松永所長御導師の元
法儀が執り行われ、寺庭夫人団が御真骨堂の内拝を果たした。さらに本堂にてこの日の為に皆で練習を重ねたという和讃を奉詠した。
午後には、うちわ太鼓とお題目を一心にとどろかせ御廟所の参道を上り、日蓮聖人のご霊前に手を合わせた。
企画をした平野会長は、「輪番御給仕、法主猊下の御目通り、荘厳な本堂で皆さんと和讃、どれも一生の思い出になりました。
お祖師様のお近くで、有意義な交流ができて
大変うれしかったです。」と多くの参加者に囲まれ笑顔で語ってくれた。