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2019年10月17日

静西・田沼意次(たぬま おきつぐ)―生誕300年特別展

DSC_0938 【静岡西】「日本の歴史上最も評価が分かれる人物、田沼意次の出生と七面大明神」
田沼意次は江戸時代、53歳のころ安永元年(1772年)、江戸幕府の老中に登り詰め、さまざまな政策を実行したが世間一般には金権賄賂政治を行ったとして、失脚した。
現在ではさまざまな資料をもとにその評価が見直されつつもある田沼意次だが、39歳から藩主を務めた相良藩(さがらはん)の地にあたる静岡県牧之原市の史料館では「日本の歴史上、最も評価が分かれる男・田沼意次。その人物像に迫る!!」として特別展「大意次展」が開催されている。
本年が生誕300年となる田沼は、やはり出生にもドラマがあった。意次の父、意行が遺言の中でこう言ったと伝えられている。「お前は七面大明神に祈願してやっと授かった待望の子どもだ。そのことを忘れないよう一生をかけて信心するとともに、七面の七にあやかって田沼家の家紋を七曜紋にせよ」(『相良海老』)。
特別展では意次に語られた出生の秘話にまつわる史料『相良海老』や、七面大明神にあやかって家紋に定められた七曜紋があざやかに残る田沼家の刀だんす、飯びつなどの所蔵品、田沼が腐心した経済政策の貨幣等も展示されていて、幕府老中としてさまざまな取り組みを行った田沼意次のスケールの大きい活躍ぶりが想像できる展示となっている。
会場は牧之原市史料館。田沼関連の特別展は入場無料で12月1日まで。

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