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2019年10月16日
愛知尾張 北部宗祖報恩統一信行会
【愛知尾張】10月16日、小牧市啓運寺(住職・木全鳳見上人)に於いて尾張北部宗祖報恩統一信行会が開催された。尾張北部組寺院総出仕による報恩法要の後、瀬戸市宗林寺住職家田智祥上人より法話が行われ、最後は集まった檀信徒約60名の唱題行によって、宗祖への報恩のお題目が堂内に響き渡った。
尾張北部檀信徒協議会(会長・丹羽幸雄)主催の宗祖報恩統一信行会は、年に一度尾張北部寺院を会場に宗祖の報恩法要と法話、唱題行という形式で続けられている。今年の家田上人による法話は、食を考える=命について考えるというテーマで、ユーモアを交えながら、命を頂く大切さ、感謝の気持ちを解りやすく伝えていた。参加者からは、食法とまではいかなくても、感謝のお題目を食前食後、家族皆で唱えられるようにしたいという声が聞こえてきた。生かされているという実感を改めて感じ、その後唱題行によってますます信心が深まるように感じた信行会であった。