2019年10月9日
埼玉 護法団参・統一信行会
【埼玉】宗務所(須加晃正埼玉県宗務所長)は、10月9日~10日大本山誕生寺を会場に令和元年度護法団参・統一信行会を開催し、僧侶・檀信徒あわせて53人が参加した。早朝から、埼玉県内各地よりバスに乗車し東京湾アクアライン海ほたるを経由して誕生寺へ向かった。
途中、鴨川のホテル三日月で昼食と結団式を行い、須加所長は「誕生寺は、大聖人の生まれた聖地です。ご幼少の息吹を感じとっていただきまして信仰増進に勤めていただければと思います」と挨拶した。昼食を終えて、ホテル三日月からバスで誕生寺総門まで移動し、総門からは案内係りの説明を聞きながら境内を祖師堂まで歩き、祖師堂内で記念撮影をした。記念撮影後、統一信行会に先だち石川日命貫主から御経頂戴と挨拶があり、その中で「私と一緒にお題目で生きようではありませんか。そのお題目を大事にするために手を合わせることをお忘れなく。どうぞ皆様、お題目で長生きしてください」と話した。その後、石川貫主から委嘱を受けた須加所長へ払子が手渡され、須加所長が導師となり統一信行会が開式された。統一信行会終了後には、誕生寺の縁起の話や本堂・殿・修学林などの諸堂を見学した。翌日は、日蓮聖人の両親の墓所がある両親閣妙蓮寺(上村貞雄住職)を参詣し、本堂において須加所長が導師となり法要を営んだ。引き続いて上村住職から挨拶と縁起についての話の中で「社会の基は家族です。家族の基は親子です。もう一度、各ご家庭でご先祖を大事にしていただきたい」「日蓮聖人の親孝行のお心もちをお持ちかえ帰りいただき、益々お題目信仰をお願い申し上げます」と話した。その後、御廟堂で焼香し祖師堂(感応堂)に移り一木三体、一家和合の御尊像と称されている御三尊をお参りした。
参詣後、鴨川グランドホテルへ移動して昼食と解団式を行い。最後に須加所長は「日蓮聖人ご降誕800年を迎えるにあたり、ご誕生の地であります大本山誕生寺と両親閣妙蓮寺を護法団参としてお参りをさせていただきました」「今後、日蓮聖人のお生まれになったこの地を胸に刻みまして、皆様のこれからの信仰のスタートとして下さい」と話し参加者全員へ記念品を渡し護法団参を終了した。
また、9月に台風15号により大きな被害をうけた千葉県へ各号車から募金をめ宗門を通じて送った。