2019年9月29日
京都2 立正安国・お題目結縁運動宗徒一日研修会
【京都2】宗務所(髙野寛義所長)・檀信徒協議会(向井義昶会長)主催の第67回立正安国・お題目結縁運動宗徒一日研修会が、9月29日、京丹後市峰山町、妙経寺(髙野寛義住職)で開催され、管内僧侶檀信徒合わせて約280人が参加した。
午前9時半に髙野寛義所長を導師に管内修法師出仕のもと国祷法要が営まれた。続いて本年は新間智孝師(神戸市妙法華院住職)を招き、講演が行われた。午前の部では「法が先か?仏が先か?」と題して僧侶2人の問答形式の講演で檀信徒が気になる質問を交えて行われた。午後の部では「お題目は酸っぱいのです」と題して法華題目鈔を用いてお題目を信仰するすばらしさの講義が行われた。「梅干を想像しただけで唾液がでるようにお題目も受持することでその功徳が得られる」とわかりやすく印象に残る話で、冗談も交えて終始和やかな雰囲気での講義であった。檀信徒からも「難しい話をわかりやすく聞けて勉強になった。来てよかった。」初めての檀信徒も「笑いもあり、楽しく講義を聞けた。また家族や友人を誘って来たい。」など嬉しい声もあった。続いて和三弦による津軽三味線と日本舞踊の清興が行われた。檀信徒は綺麗な舞と音色に体を揺らし、手拍子をして聞き入り清興を楽しんだ。最後に、髙野所長と向井檀協会長から管内事業の報告、会場の総代から謝辞が述べられ幕を閉じた。
研修会は有意義で檀信徒のより一層信仰を深める場であり、これからも1人でも多くの檀信徒の方に来て学び、喜んでもらえるよう続けていきたい。