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2019年9月28日
奈良 斑鳩町妙延寺山門落慶大法要
【奈良】九月二十八日、斑鳩町の妙延寺(冨田泰弘住職)で宗祖降誕八百年慶讃・山門落慶大法要が営まれ、僧侶や檀信徒、関係者およそ100人が参拝した。
妙延寺では慶讃事業として昨秋より山門の新築工事が行われ、完成したばかりの姿がこの日、参拝者にお披露目された。
法要に先立って約15人の稚児や檀信徒が近隣から練り歩き、新しい山門をくぐって、本堂で子供たちの発育増進を祈る祈祷が行われた。
慶讃法要では、冨田住職によって宗祖降誕への報恩と今後の更なる広宣流布を誓う奉告文が読み上げられ、檀信徒たちは団扇太鼓を打ち鳴らして花を添えた。
冨田住職は挨拶で「皆さまの有り難い志によってこのように立派な山門が完成いたしました。日蓮大聖人はもとより、妙延寺の法灯を伝えて下さった歴代のお上人方、また今日まで妙延寺を守って下さった全ての檀信徒の皆さまに心から感謝しております。この山門をくぐって多くの人にお参りしていただき、お互いに合掌をしあうお寺にしていけるよう更に精進してまいります」と語った。