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2019年9月15日
山梨4 北杜市蓮照寺で入寺式
【山梨4】九月十五日、北杜市白州町の蓮照寺にて入寺法燈継承式が、僧侶檀信徒約百名が集まり盛大に行われた。新住職に法燈が継承されたのは当山二十三世の望月堯真上人(二十三歳)だ。蓮照寺の先代、新住職の師父である望月堯賢上人は平成十九年十月十一日に遷化された。住職後継者が不在の為、寺族一同は戸惑いの中で一人の少年が僧侶の道を志した。新住職は当時小学五年生で僅か十歳である。正干与人である實相寺住職の松永直樹上人が代務住職を勤め、蓮照寺の護持を長年見守った。また小林秀雄総代長をはじめ各総代も一丸となって新住職を迎える日まで当山の護持に邁進し、晴れて入寺法灯継承式となった。新住職は「先代の師父が志半ばであった本堂再建をはじめ、多くの課題に向けて蓮照寺を発展させて参ります」という力強い想いが発せられた。