2019年8月25日
岡山 イキイキ元気子どものつどい
【岡山】令和元年8月25日(日)岡山市北区上中野にある正福寺では「第7回イキイキ元気子どものつどい」が開催された。
参加は小学生19名、スタッフには檀信徒青年会を中心に16名で行われた。
9時半から開会式、続いて午前中は本堂にてお経練習、仏事作法、太鼓練習、写経、夢探し作文を行った。苦手な正座に加え、慣れないお経を読んだり、説明を聞きながら行う仏事作法に子どもたちも少し緊張の様子。それでも一つ一つ意欲的に取り組んでいる様子が見受けられ、お経を読む声もだんだんと大きくなっていった。
お昼は毎回好評の「流しそうめん」。約6メートルの竹2本に流れるそうめんを子どもたちは和気あいあいと楽しみながらいただいた。
午後からは岡山理科大学のボランティアによる科学実験教室。実験テーマは「水が出るとき 出ないとき」。ペットボトルにいろんなパターンで穴を開け、水を入れ蓋をしたペットボトルの穴から水が出るか、出ないかを実験した。また、その原理を応用し「ふしぎな花瓶」を工作。指導者の話を興味深く聞きながら、それぞれ楽しみながら実験を行った。
楽しかった科学実験の後は作務行。本堂と境内に分かれ、一日使った場所を感謝の心できれいに掃除をした。お堂の裏など、普段見えない所など隅々まで進んで掃除をした。
最後は本堂において閉会式。午前中に習ったお経を読み最後を締めくくった。どの子どもも集中して大きな声で読むことができ、さらにお題目は代表の子ども2名が2本バチで大太鼓を上手に打ち鳴らした。
今回参加した子どもたちの約半数が初めての参加であったが、「来年も参加したい」と語るなど好評の様子で、日頃なかなか関わることの少ないお寺や仏事に触れる貴重な体験になったのではないだろうか。