2019年8月1日
山梨3 第23回夏休みお寺1日体験
【山梨三】社会教化事業協会(中村義恵会長)は8月1日、「第23回夏休みお寺1日体験」を開催した。
今年で23回目となったこのお寺1日体験は、身延山の参拝を中心に行われ、30名の小学生が参加し大いに賑わった。
先ず初めに集合場所の鏡中條長遠寺(中村義恵住職)で開会式が行われ、会長の中村義恵上人より一日の行程が説明された。続いて岡本正富宗務所長より「今日一日、皆仲良く各々助け合い、今から出発する自分より、帰ってきた自分が成長出来ているように頑張ってください」と激励の言葉を送られ、出発する前に、本堂にて団扇太鼓を打ちながらの唱題の練習を行った。やがて心を一つにして無心で太鼓を叩き、きれいに声を揃えてお題目を唱えるようになるまで上達した後、身延山へと出発した。
今年は奥之院思親閣にも参拝し、ロープウェーに乗車をすると子供達は、段々高くなるにつれて見えてくる景色や、山中に生息している鹿を見つけては喜びが爆発した。奥之院に着き、開帳を受けた後、町田別当より「日々の感謝」について法話を戴き、その後出発前に長遠寺の本堂で練習を行った団扇太鼓を持ち、大聖人の前で一生懸命にお題目を唱えた。
久遠寺に戻り昼食を済ませ、お腹を満たすと子供たちの元気も戻り、祖師堂にて開帳後、本堂へ移動し再度大きな声で
沢山のお題目を、汗をかきながら一生懸命に唱え、終了後本堂の前で記念写真を撮り長遠寺へと戻った。長遠寺に戻ってから子供達は今日一日の感想文や思い出を絵に描いて提出した後、鐘楼堂へと昇り、皆力一杯打っていた。各々が鐘楼を打つと参加者の子供たちは「すごく楽しかったので、また来年も参加したいです。ありがとうございました。」と感謝の気持ちを述べた。