2019年7月24日
千葉東 第三十五回少年少女研修旅行
【千葉東】青年会(小島知新会長)主催の少年少女研修が匝瑳市飯高寺(山田教周代務住職)において7月24~26日開催された。少年少女40名募集のところ79名が参加し、15名の青年教師と3名のOG等が指導にあたった。
飯高寺は日本最古の大学と言われ、飯高檀林の跡地でもあり、多くの僧侶や沙弥が学んだ由緒ある聖地です。そこで、初日はフィールドワーク(森の中で生き物の観察)を行った。また、夕食は10名程の班ごとに協力して野菜を切ったり、肉などと炒めたりして、美味しいカレーを作った。どの班のカレーが一番美味しいかの品評会も行われた。2日目の流しソウメンでフルーツも流してもらえ、さらに餅つきもあり、「うれしかった、楽しかった、美味しかった。」という子供たちが多かった。また、自我偈などの読経と唱題と写経の修行も行なった。3日目は海水浴とバーベキューやスイカ割りが行われ、もの凄く楽しかったようである。小島会長はじめ指導の青年教師達は大汗をかきながら、班ごとに行動する集団行動の指導を行いながら、事故をおこさないよう引率をしていた。少年少女の修行だけでなく、青年僧侶の修行にもなる充実した3日間でした。閉校式では、「来年も参加する人―?」声をかけると、楽しかったことが多かったのか、「ハーイ」と手を挙げる子供達が多かった。ある父兄は「知り合いのお母さんに勧められ、申し込んでもらったので、どこのお寺に申し込んだか分からない。」と話をしていた。でも、開校式の雰囲気に満足そうであった。閉校式に出席した参加者の保護者たちも「子供達の読経唱題や来年も参加したいと」いう様子に喜んでいた。やはり、口コミというには有力で、信仰の伝承も子供経由が有力な方法かなとおもわされた。