2019年7月20日
山梨4 甲府市清運寺で清正公祭り
【山梨4】山梨県甲府市清運寺で、(田中宏昌住職)清正公の命日に近い7月20日に「清正公祭り」が行われた。
清運寺には、江戸時代に寄進された加藤清正公像を祀った公堂が今でも残る。
その所縁で毎年開催されるこの祭りでは、熱心な法華経信者であった加藤清正公を祀ったお祭りで祭中の祈願法要では、50名以上の檀信徒や参詣者が参加をし、自身の所願成就を願い、ご祈祷を受けていた。
本堂での法要と苅込義旺上人による修法の後、境内には、檀家による手作りの焼きそばやたい焼き等の屋台が軒を並べ大勢の喜びの声で大いに賑わった。
また本堂の前では、中国の楽器「二胡」の演奏も行われ、参拝者たちはその調べに聞き入っていた。最近、近所に引っ越してきた中村ひろ子さんは「初めて日蓮宗の祈祷を受け感銘を受けました。檀家さんにも優しくしていただき楽しかったです」と参加者全員と同じ笑顔で話してくれた。
山梨県の県庁所在地「甲府」は今年開府500年の節目の年を迎える。清正公祭り以外にも、お寺に触れあえる多くの記念事業に協力している清運寺住職田中師は、「これからもお寺と地域の皆さんが手を取り合って皆が笑顔になるような
事をしたいと」優しく語ってくれた。