2019年7月19日
愛媛 松山市法華寺入退寺式
【愛媛】7月19日、法華寺で第26世中臣泰斎師退寺式、第27世嘉田泰幹師入寺奉告式が営まれ、松山門中・愛媛県管内の僧侶並びに檀信徒約120人が参列した。
総代の西川喜一郎氏による新住職の招請、川井公滋師(延立寺住職)、清家静元宗務所長(法円寺住職)による辞令伝達が行われ、その後、中臣泰斎師より嘉田泰幹師へ法燈の証である払子が継承された。
中臣泰斎師は、昭和の51年から43年間、檀信徒の教化に励まれることはもちろんのこと、宗会議員や宗務所長などをはじめ宗門の要職を務められ、幅広い布教活動に取り組んでこられた。また総代の西川氏と共に道後ライオンズクラブで奉仕活動も行っている。
法華寺は、松山初代藩主加藤家奥の局、了覚院殿妙向大姉の発願にて慶長8年、身延山久遠寺より了瑞院日?上人を招いて創建された。
祝辞では関谷泰純師(大法寺住職)より「檀信徒の皆様、本日はおめでとうございます。これから嘉田上人を立派な住職に育て上げていただきたい。住職を育てるというのは檀信徒の力が非常に大きなものでございます。厳しくも温かいご助力をお願い申し上げるところでございます。」と述べられた。
最後に新住職より「本日は皆様、どうも有難うございました。」と感謝の言葉を述べた。