全国の通信記事
2019年7月12日
豊能・立正身延会で和歌山参拝
【大阪豊能】中央檀信徒研修道場修了者を中心に組織される豊能立正身延会(那須弘会長)の年に1度の移動研修が、7月12日に行われ、僧侶檀信徒53人が和歌山県和歌山市感應寺を参拝した。法見言上の後、見矢龍順住職から元和5年(1619)、初代紀州藩主・徳川頼宣の紀州入りと共に静岡市から分寺して移転した同寺の縁起や、南海トラフ地震へ備えるための耐震化、昨年の台風21号被害からの復旧など境内整備の説明を受けた。
現在の本堂は、廃仏毀釈を受けて岡山県矢坂檀林の講堂を明治41年(1908)に移築したもので、参加者からは「学僧達の魂宿る本堂で法華経・お題目をお唱え出来て大変ありがたいです」と声があがった。