2019年6月18日
埼玉・寺檀協議会
【埼玉】令和元年6月18日、本年度埼玉県寺檀協議会が行田市須加の本法寺
(須加晃正住職)を会場に、県内各地より僧侶・檀信徒あわせて81人が参加
して開催された。
午前10時半から開会式が始まり、本年度から埼玉県宗務所長になった須加
晃正宗務所長を導師に法味言上が行われた。
引続き須加所長が挨拶し「この度、5月2日付けをもちまして埼玉県の宗務所
長を拝命いたしました。三枝泰英前宗務所長から託された重責をひしひしと
感じております。その中で寺檀協議会は、最初の管内での大きな行事で緊張も
しております。本日は午前中に会議、午後には法話・唱題行ございます。お暑い
中ではございますがどうぞお付き合いください」と話した。
続いて、伊藤光男埼玉県檀信徒協議会会長、埼玉県・群馬県選出の松永慈弘宗会
議員が挨拶し参加者へ感謝を述べた。
開会式終了後、檀信徒協議会総会が始まり全国檀信徒協議会の報告を伊藤会長が
議長になり報告した。引き続き、平成30年度活動報告と決算報告があり、今回は
役員改選の年になるので、役員人事についての説明となり伊藤会長が引き続き会長
を務め、役員人事と令和元年度の活動方針案及び予算案が発表されて、それぞれが
承認されました。
昼食をはさんで午後には、国内開教師・渡邊源昇師(埼玉県越谷市・源妙結社教導)
を講師に『信仰のあゆみ』と題した講演を聞いた。
講演の中で渡邊師は、自分が法華のご縁で在家から僧侶となるまでの話や、そこで
たくさんの縁ある人たちと出会ったことがらを話した。また、越谷市に布教所を
開設することになった経緯など「私が布教所を建てようと思ったのは、法華経を、
また日蓮聖人の教えやお釈迦様の教えをひとりでも多くの人に伝えたい思いがあり、
日蓮聖人の教え、法華経の教えをわかりやすく理解しやすく伝えることが大事である
と心がけています」と話した。
講演の後、沼田洋順伝道担当事務長を導師に唱題行が行われ、木鉦と太鼓にあわせた
御題目を唱える声が本堂に響いた。
最後に、須加宗務所長は暑いなか協議会に参加した人たちへねぎらいの挨拶をして
寺檀協議会を終えた。