2019年6月16日
岩手 日蓮聖人御降誕800年慶讃岩手管区大会
【岩手】6月16日岩手県北上市さくらホールにおいて日蓮宗岩手県宗務所(阿部是秀所長)主催「日蓮聖人御降誕800年慶讃岩手管区大会」が行われた。岩手県内教師檀信徒400名が集まった。受付では、キャラクターの「こぞうくん」がお出迎えをし、記念撮影をする人々で賑わっていた。
第1部に開会宣言、御降誕800年慶讃法話として上村貞雄僧正(千葉県妙蓮寺住職)がお話をされ、檀信徒に熱く語りかけた。
またこの行事の為、小湊誕生寺より「日蓮大聖人御幼像」の出開帳が行われ、出立式の様子が大スクリーンに映し出された。降誕の地から岩手の地へ迎えられる御幼像に皆感動していた。
第2部は檀信徒による和讃の奉唱、慶讃法要がステージ上にて阿部所長導師のもと管内教師11名により行われた。ホール内に響くお経お題目はまさに圧巻。来場者全員の心が一つとなり御本尊、御幼像に祈りがささげられた。
第3部は唱題行が行われ、梅澤宣周上人(奥州市妙法寺住職)が導師を務めた。舞台上で導師がライトに照らされ、厳かな雰囲気の中参加者はお題目1つ1つをかみしめながら唱えた。
最後は、木藤養顕大会委員長(大槌町蓮乗寺住職)の挨拶で閉式となった。参加者が退場の際、御幼像の廻り開帳が行われその姿を間近で拝見することができた。
阿部所長は「この大会をきっかけに参加者の信心や祈る気持ちがより一層高まった。何より数少ない管内教師の力と心も一つになったのではないかと感じる。」と、岩手県の教師檀信徒が一つになった事を実感したという。