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2019年6月12日
静岡中・ミャンマー訪日僧正一行を迎えて瞑想体験会
【静岡中】富士宮市常泉寺(貫名英舜住職)は6月12日、ミャンマーから訪日しているネミンダ僧正一行を迎えてヴィパッサナー瞑想の体験会を行い、僧侶檀信徒約十人が参加した。
ネミンダ僧正は、10年以上前に富士宮市妙善寺住職の寺尾是堯師がミャンマー旅行に行った際に知り合い、それ以来親交を深めてきたミャンマー人僧侶。今年の3月に貫名師を団長にミャンマーを訪れた際、再会した経緯がある。
一行は、ネミンダ僧正に加えてタイやミャンマーで10年以上、上座仏教の修行を積んだ井上剛一師とミャンマーの大学院生、ジャガラ比丘を含めた三人。この前日には大本山身延山久遠寺を参拝したのち、妙善寺と常泉寺を表敬訪問した。
当日は上座部式の法要をパーリ語でおこなったのち、約二時間、座る瞑想と歩く瞑想を、レクチャーを受けながら体験した。鳥のさえずりや車の通る音など、ふだん見過ごしている現象に改めて気づいた参加者からは「あっという間の二時間だった」との声があがっていた。(