全国の通信記事
2019年6月12日
静岡西・管内檀信徒協議会総会開催される
【静岡西】静岡西部管区檀信徒協議会総会が、六月十二日、掛川市正願寺(中村宏人住職)にて開催され、檀信徒八十一名、僧侶三十七名が参加した。挨拶に立った中村宏人宗務所長は自坊・正願寺の歴史紹介を例にあげながら、どの時代にもお寺がさまざまな人びとに大切に護られてきたことや、今後も信仰の存続には僧侶だけでなく幅広い方々の参画があってこそだと語った。総会後には講談師の一龍斎貞鏡師が「日蓮聖人御一代記」と題して、降誕八〇〇年を前に、ご誕生から清澄寺での勉学修行時代、さらには立教開宗後の小松原法難などに至るまで日蓮聖人のドラマを語った。参加者らは時には笑いを交え、時には一途な信仰心や、親子の情を熱く語る貞鏡師の話に熱心に聴き入っていた。