2019年6月9日
愛知名古屋 「音のちから・心のしらべ」
【愛知名古屋】6月9日(日)名古屋市千種区の蓮勝寺(犬飼盛勝住職)に於いて、第13回「音のちから・心のしらべ」が行われた。始まりと終わりまで繋がりをもって企画されているこの催しに、老若男女約200名が来寺した。
午前中に雨が降ったにもかかわらず多くの方々が来寺された。東日本大震災並びに各地での震災にて犠牲となった方々への慰霊「祈りの法要」ではじまり、聲明と経文が唱えられ、雅楽が奏でられる中、東インド古典舞踊が皆を魅了した。そして参加者全員で手を合わせ、心をひとつに犠牲者への祈りを捧げた。
その後、クリスタルボウル、シタール、インドアコーディオン、二胡、インドバイオリン、法話、東インド古典舞踊、アフリカン太鼓と様々な民族楽器・お話し・舞踊と集まった参加者の心に安らぎと癒しの時間を届けた。
最後には演奏者達によるコラボレーションとなりクリスタルボウル、聲明、シタール、アフリカン太鼓、笙と徐々に演奏が加わり音の響きが堂内に沁み渡った。
「一人一人の思い、願いは音に乗り、音の波動と共に必ず相手へと届きます。音のちからで皆が笑顔で倖せになれますように」と住職の言葉で締めくくられた。
全ての演奏終了後は堂内ではヨガ体験を。境内地では有機野菜販売と子供たちスタッフによる縁日(売り上げは全額、神戸大学ボランティアバスプロジェクトに寄付)を開催。縁日ではポップコーン、綿菓子、射的、黒ひげ、輪投げ等が行われ、大人も子供も楽しいひと時を過ごした。
来寺者は「来年も必ず参加したい」と次回への思いを語っていただけた。
回を増すごとに来寺者の期待や希望も増えつつあるこのイベント、今後も蓮勝寺ならではの「音」への探求が期待される。