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2019年6月9日
北海道南・南部第一地区信行大会 海峡に響け、お題目
【北海道南】第31回北海道南部第一地区護法統一信行結集大会が6月9日、六老僧蓮華阿闍梨日持上人上陸の地と伝えられる函館市妙應寺(長田啓明住職)で開催され、僧侶檀信徒約230人が参加した。
開会式では若松誨泉伝道担当事務長が、お題目と「一念三千」の教えに触れながら、大会の意義について講話。続いての記念法要では、宗祖降誕800年を迎えるにあたり、日蓮聖人の志を受け継ぎ海外布教を目指した日持上人の徳をしのんでの伝道布教への決意が、導師を務めた長田住職により奉告された。
昼食をはさんで午後からは栗原良全師(小樽市日正寺副住職)による唱題行の講話と実践が行なわれた。
堂内には徐々に大きくなっていくお題目の音声が響き渡った。大会初参加という函館市内の女性は「大勢で唱えるお題目がこんなに感動するとは。札幌の大会まで何としても健康を維持したい」と来年度開催の教区大会に向けて抱負を語っていた。