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2019年6月5日
北海道布教師会連合会の合同研修会
【北海道西】北海道布教師会連合会主催の合同研修会が6月5日札幌市パークホテルを会場に開催された。
講師には、東京大学 人文社会系研究科 教授 箕輪 顕量先生(千葉県勝浦市 龍藏寺)をお招きし「御降誕800年の現代意義を考えるー止観成仏と信行成仏について」をテーマとして、「止観行」を中心に、古代・中世の仏教界考え方から、日蓮大聖人はどのように学びそして伝えて下さったのかを講義された。
現在「観」の修行が「マインドフルネス」として現代社会にも広まってきている。「気付きを大切にする僧侶」だからこそ、進んで悩んでいる方の苦しみを和らげ安心させる立場にあるのだから、日蓮大聖人が信徒に実践された事象を現代に置き換えて実践することが大切になってくると、ご自身の論を展開された。
参加者からは「マインドフルネス」と大聖人のお考えがここまで一致するとは想像もしなかったと一様に驚きを隠せないでいた。