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2019年5月19日
佐賀 佐賀市の妙玉寺で入寺式
【佐賀】令和元年5月19日、佐賀市の妙玉寺において、法燈継承入寺式が執り行われた。
妙玉寺31世・石井智俊上人の退任と、32世・石井智康上人の入寺となるこの式典に、多くの檀信徒と佐賀県中の僧侶が集まり、喜びを分かち合った。
かわいい稚児行列に先導されて妙玉寺に登られた智康上人は、
参列者の賑やかな声に迎えられ、本堂に入られた。
妙玉寺は、平成5年の大火によって、
境内の建物全てが焼失した。
そのような逆境の中、31世智俊上人は、わずか3年で本堂・庫裡を再建し、管内役職の歴任や、民生委員などの地域活動も活発に行い、
才気を発揮されてきた。
そのような師匠を手本とし、共に妙玉寺を盛り立て、自らも様々な布教を実践し、朗らかな性格で檀信徒の信頼も厚い智康上人が、32世としての大任を全うされることは疑いない。
元号が変わった節目の時に、法燈を受け継がれた石井智康上人は、令和最初の住職として、妙玉寺を佐賀県を日蓮宗を、より一層盛り上げて行かれることであろう。