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2019年5月18日
東京西 練馬区妙延寺で入寺式
【東京西】練馬区妙延寺で五月十八日、第三十四世山田正憲師から第三十五世影山海雄師への法灯継承式が営まれた。
当日は晴天に恵まれ、有縁の各聖、壇信徒約百五十名が参列し、法燈継承式が厳粛に進められ、僧俗一体となった清々しい読経と唱題の声が堂内に響き渡った。
式中では正憲師から法燈継承の証である払子が海雄新住職に手渡されると共に、妙延寺護持の使命が託された。また、茂田井教洵宗務所長より辞令が伝達された。その後茂田井所長、池田順覚宗会議員、立正大学名誉教授渡邉宝陽先生より祝辞が述べられた。
正憲師は「有縁の寺院、檀信徒の皆様の恩おかげで三十六年間お寺を護持することができた。」と感謝を述べ、海雄師は自坊の樹齢四百五十年を越す銀杏の木に譬えて、「歴代の先師が大木の幹で先代住職が大きな枝葉である。自分はその先端のちっぽけな枝ではあるが、皆様のご指導、ご教導を栄養として成長していきたい。」と述べた。