2019年5月13日
神奈川1 自我偈百部経読誦会
【神奈川一部】横浜立正協会主催の自我偈百部経読誦会が5月13日から17日の5日間開催された。
自我偈百部経読誦会は関東大震災を契機に横浜市内の寺院有志により始められ、震災・戦災での犠牲者の回向だけでなくそれぞれの時代に添う形で檀信徒各家の先祖代々の供養、安泰への祈願が行われてきた。現在も横浜立正和協会・神奈川県第一部声明師会・布教師会・修法師会の協力のもと続けられている。
第86回目にあたる本年度は鶴見区妙光寺(平塚幸光住職)・神奈川区長導寺(板垣智宣住職)・港北区慈雲寺(松野妙慶住職)・港南区唱導寺(菅野海應住職)・都筑区妙蓮寺(柳下俊明住職)の5か寺を会場とし、横浜立正協会・横浜立正和協会の僧侶と横浜市各地からあつまった多くの檀信徒と共に一心に自我偈の読誦を行った。
午後一時より木鉦と太鼓に合わせてお自我偈十巻を拝読したのち、午後二時過ぎより愛知県犬山市妙感寺住職三大寺聡温師による高座説教を聴聞し、参列者一同は感銘を受けながら今一度の日々の心のありかたを再確認した。午後三時過ぎより再び自我偈五巻が拝読され、日蓮大聖人報恩の回向、各寺院の先師回向、檀信徒の先祖の回向が読み上げられた。また、中日である15日には国祷会が行われ、神奈川県第一部修法師会(吉田顕嶺会長)修法導師のもと法樂加持が行われた。