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2019年5月12日
大阪豊能 能勢町妙華寺で入寺式
【大阪豊能】5月12日、能勢町妙華寺で第37世岡宗潤師退住、第38世岡妙摂師法灯継承式が行われ、僧俗200人が参列した。午前10時、式に先立ち真新しい七條袈裟に身を包んだ妙摂師と共に、稚児行列が妙華寺へ向けて賑やかに出発。宗潤師は門前で檀信徒と共に新住職を迎えた。式では終始緊張した面持ちではあったが、御宝前にて奉告文を読み上げる新住職の堂々とした姿に、集まった檀信徒も感心し、安堵の表情で見守っていた。昭和48年より46年間住職を務めた宗潤師は、入寺当時荒れていた庫裏、本堂等の改修、新たに蔵王堂、日蓮聖人銅像建立と不惜身命の活躍で妙華寺を復興。妙摂師は「今の妙華寺があるのも師父と母が必死で護持し、また多くの檀信徒の皆様のご尽力のおかげです。皆様にご恩返しが出来るよう頑張りたいと思います」と謝辞を述べた。若さとやる気に満ちた師の今後の活躍が期待される。