2019年5月11日
千葉北・日蓮聖人御降誕八百年記念大会
【千葉北】千葉県北部宗務所(北原輝信所長)では、令和元年五月十一日に大本山法華経寺(新井日湛貫首)を会場に、第十一回護法大会を「日蓮聖人御降誕八百年記念大会」と題し開催した。五月にしてはやや日差しが強かったが、この日のために新調された五色幕がたなびく素晴らしい気候であった。当日は早朝より管内教師に引率された熱心な檀信徒約六百名が集った。北原所長は準備段階より「日蓮聖人のお誕生日を教師、檀信徒皆でお祝いしたい。そうした一日にしたい。」と語っていたが、当日は広い法華経寺の境内中に椅子が並べられ、昼食用の露店も立ち並ぶなど、荘厳な中にも誕生日らしい華やいだ雰囲気となった。午前中は一龍斎貞鏡師による日蓮聖人の御一代記をテーマとした講談が行われた。祖師堂に入りきれぬ聴衆が外回廊にはみ出すほどの盛況であったが、軽妙で力強い語り口にみな聞き入っていた。午後は浜島典彦常任布教師による講演に引き続き、午後一時三十分より新井貫首を導師とした祖師堂での記念法要が実施された。閉会式参加者に話を聞くと「大会参加を通じ改めて信仰の大切さ感じた。大きなお堂での法要に参加でき、お題目も唱えられいい記念となった」など各人参加の喜びを口にしていた。