2019年5月6日
大阪豊能 第5回「能勢クエスト」
【大阪豊能】宗務所(山下正淳所長)主催、教化センター企画の第5回「能勢クエスト」が、5月6日、能勢町西能勢地区で開催され、僧侶檀信徒45人が参加した。
能勢町の自然やお寺に親しみを持って貰うための「能勢クエスト」は、地図とカードを頼りにお寺を巡り、謎解きをしながらご朱印を集めて最終的な合計ポイントで順位を競う、親子参加型謎解きハイキング。
午前10時半、蓮華寺(桑木茂光住職=宗務所所長)を出発した元気いっぱいの子どもらは同伴の大人と協力しながら各寺院に設定されたクエストを次々とクリアしていった。
途中、妙圓寺(桑木信弘住職)の第二十世、法運院日啓上人の弟子の本妙日臨律師の顕彰碑や、同寺がある長谷地区の棚田を訪れた。茅葺き屋根の民家も携えたこの景観は『日本の棚田百選』に選ばれている。
地元をよく知る畠勝さん(妙圓寺檀信徒)の丁寧な解説もあり、参加者は西能勢地区の魅力を再確認した。
各賞結果発表の後、桑木宗務所長は「令和という新しい時代になりましたが、若い子たちを始め皆が受け継がれてきた信仰や地域の歴史を大事にして、心の中にある仏様の種を育て花を咲かせてほしい」と話した。