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2019年4月29日
奈良・長顕寺で宗祖降誕八百年慶讃大法要
【奈良】四月二十九日、田原本町の長顕寺(小野瑞正住職)で宗祖降誕八百年慶讃大法要が営まれ、僧侶や檀信徒、関係者およそ300人が参拝した。
この慶讃事業の一環として、長顕寺では2年前から本堂の屋根葺き替えなど大規模修繕工事が行われ、美しくよみがえった姿がこの日お披露目された。
法要に先立って約30人の稚児や檀信徒が近隣から境内を練り歩き、本堂の前で子供たちの発育増進を祈る祈祷が行われた。
慶讃法要では、小野住職によって宗祖降誕への報恩と今後の更なる広宣流布を誓う奉告文が読み上げられ、檀信徒たちは団扇太鼓を打ち鳴らして花を添えた。
小野住職は挨拶で「御降誕一千年の日まで耐えうる立派なお堂にしていただきました。多くの人であふれ、広くお題目が発信されるお堂であり続けるよう、更に精進してまいります」と語った。
終了後、修復された本堂や壁画の案内が行われ、堂内は参拝者たちの晴れやかな笑顔で満たされた。