2019年4月16日
愛媛 降誕八百年慶讃四国四県管区合同大法要
【愛媛】四国四県宗務所は、4月16日、日蓮大聖人のご生誕の地である大本山小湊誕生寺祖師堂にて、宗祖日蓮大聖人ご降誕800年慶讃四国四県管区行事として、合同大法要を盛大に営んだ。
この合同大法要は、誕生寺貫首石川日命猊下より委嘱を受けた渡邊泰秀高知県宗務所長が大導師を勤め、石倉敬之香川県宗務所長、佐伯明彦徳島県宗務所長、清家静元愛媛県宗務所長、橋田文妙四国選出宗会議員を副導師に仰ぎ、四国四県管内出仕のもと厳修された。
はじめに常不軽菩薩品24文字の偈の拝読、その後、読経中に散華行堂並びに焼香を行った。
その後、徳島県代表の石川忠幸氏、高知県代表の瀬戸いずみ氏、愛媛県代表の宮本ゆみ氏、香川県代表の南原房雄氏が蘇生の誓いとして「謹んで久遠のお釈迦さまと誕生寺蘇生願満高祖日蓮大聖人の御霊にお誓い申し上げます。私たちは大聖人ご降誕800年を迎え、千載一遇のご縁のもと、ここに聖地を尋ねさせていただき、感謝しております。以後、自らを顧み、よく地湧の菩薩としての自覚に立ち、仏さまのみ心、お祖師さまのみ心に叶うよう、
社会の蘇生を祈り、心ひとつにしてお題目を唱え、弘めていくことに精進していきます。」と、お誓いした。
また大導師より「日蓮大聖人に報恩感謝の気持ちを届けるため、南無妙法蓮華経のお題目を声に出さず、心の中でお唱えいたします。みなさまお一人お一人が日蓮大聖人に対する感謝のお題目を心の中で唱えてください。」
というと?子が1打。そして静寂の後、導師の磬が打たれると、一斉に僧俗一体となる南無妙法蓮華経のお題目が堂内に響き渡った。
最後に誕生寺貫首石川日命猊下より「ご遠方からご参拝をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。ご承知のように当山は、日蓮大聖人のご生誕の地でございます。まさにここでお生まれになり、そしてここで育ち、ここであの尊い教えというものをお説きになり始めたわけでございます。どうぞ一つ大事にお題目と共に皆さまも長生きし、そして次の方をまたみなさまがお育ていただけるようにこれからもお努めいただきたい次第でございます。」
と、挨拶をされ、合同大法要が閉式された。
大法要後に、団参に参加された檀信徒は、宝物館の拝観や縁起説明に耳を傾け、ご生誕の地である誕生寺や日蓮聖人のご生涯を鑑みていた。